周波数特性

 Lchの周波数特性(出力0.125W時)です。90kHz付近にピークが見られます。

  続いてRchです。こちらの山は85kHzですが、Lchよりピークは小さいです。190kHzにも小さな山がありますが、これより上は素直に落ちて行きます。(値は測定していませんが、様子だけは見ておきました。)

 

歪み率特性

 歪み率の測定にはWindows用フリーウェアFFTであるWaveSpectra(efuさん作)と、発振器としてWaveGene(同)を使用しています。Lchの1kHzで小出力領域の歪がRchより悪いのですが、これはプッシュプルの球の組み合わせを変えると変化するかもしれません。現在は中古球9本から直流バランスのとれた2組の組み合わせを選んでいますが、以前マッチドペアなる球を買ってきて使ったところ、確かに直流バランスは取れていたのですが、片チャンネルだけ歪が悪い事例に遭遇しました。その時はペアを崩してプッシュプルを組んだら歪が少なくなりました。(直流バランスの調整回路を組んでいたので。)

 今回は直流バランスの調整回路を入れていませんが、球が枯渇して来ている事も考えると、マイナス電源を利用した直流バランス調整回路を設けた方が良いかもしれません。

  

クロストーク特性

 クロストークの測定には解像度の高いWaveSpectraを使用しています。いつもより値が悪いのですが、測定を終えてアンプの電源を切っても反対側チャンネルにクロストークが出ているのに気付きました。入力から出力に抜けているので、アース周りに共通インピーダンスがあるのかもしれません。(電池アンプなのためハムが出ませんから、こういった測定をしないと気が付かなかったでしょう。)

 ケースの構造上、下部と天板を結ぶ配線が長くなっているのですが、この辺は原因究明と改善を図らなければいけません。

 

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