周波数特性

 NFBあり、なしに関わらず1kHz時に1W出力の周波数特性です。但し、NFBによる周波数特性改善効果を分かりやすくするために、NFBありの特性をNFB量だけずらして作図してあります。負帰還後の高域の3dB低下点はL chが85kHz、Rchが90kHzです。特性にあばれがなく、素直に降下しています。

 

歪み率特性

 歪み率の測定にはWindows用フリーウェアFFTであるWaveSpectra(efuさん作)と、発振器としてWaveGene(同)を使用しています。A/D変換には96kHzサンプリングのUSBサウンドデバイスを使い、帯域確保とノイズ低減を心がけていますが、40kHz強が測定限界なので、高域は(5次歪みが測れるように)8kHzで測定しています。出力によって歪み率がうねるのは、(直線性の面で)複雑な特性をもつ6AC5GTの特徴と思われます。

 

左右チャネル間クロストーク特性

 左右チャンネル間クロストークの測定は漏れ信号がノイズレベルに埋もれてしまう中低域は前述のWaveSpectraで、A/D変換の関係でWaveSpectraで測れない高域は(クロストーク量が多いので)フラットレベルメータで測っています。RchからLchへの漏洩が反対方向に比べて少し大きいののですが、中域のクロストークは測定限界以下で、私個人の他の作例と比べても低い値です。これは初回作のため、電源を元から左右に分けたためと思われます。例え全段差動でも左右チャンネルのデカップリングをしっかりすれば、それなりにデータに出てくると言う訳です。(このレベルになると音に効いてくるどうか、微妙ですが。)

 

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