周波数特性

 NFBあり、なしに関わらず1kHz時に6Ω負荷で1W出力の周波数特性です。但し、NFBによる周波数特性改善効果を分かりやすくするために、NFBありの特性をNFB量だけずらして作図してあります。オーバーオール帰還を掛けない状態での高域3dB低下点は両ch共17kHzとなります。オーバーオール帰還後の特性には約1dBの山がありますが、色々と調整した結果、動作に不安定なところは見られません。

 

歪み率特性

 歪み率の測定にはWindows用フリーウェアFFTであるWaveSpectra(efuさん作)と、発振器としてWaveGene(同)を使用しています。A/D変換には96kHzサンプリングのUSBサウンドデバイスを使い、帯域確保とノイズ低減を心がけていますが、40kHz強が測定限界なので、高域は(5次歪みが測れるように)8kHzで測定しています。

 

左右チャネル間クロストーク特性

 RchからLchへのクロストークが逆方向に比べてよくありません。これまで製作してきたアンプの殆どがそうなのですが、今回原因が判明しました。部品配置上、右側に置いているボリュームに飛び込んでいるのです。今回は特にRchのプレート周りとボリュームが接近していたので、ボリュームをアルミ箔で包む対策をしました。それでもこれまでの作例より値が悪いのですが、実はボリュームの後にローパスフィルタを入れているので、入力周りのインピーダンスが高くなっており、クロストークを拾いやすいのです。従前のアンプでもボリュームを絞った時の特性は記載したデータより悪くなると思われます。ローパス用の抵抗(22kΩ)をショートして測定すると10kHzで17dB程改善されました。この値は、従前の作例と同程度の値です。

 

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